- 受験者数と合格率
受験生の皆様、受験勉強ご苦労様でした。今回合格された方は本当におめでとうございます。
おかげさまで2017年度の試験運営を無事に終える事ができました。
2017年のSXF技術者検定試験は、108件の応募があり、20名の方が合格されSXF技術者として認定されました。最終合格率は19.8%(受験回数比)でした。
SXF技術者として認定された皆様が今後、さらなる飛躍をされることを期待しています。
* 受験回数には複数回受験も含まれています。
* 合格率は、受験回数(申込件数から欠席を引いた数)との比率です。
* 70点以上が合格です。
●
その他の情報
平均点 |
最高点 |
最低点 |
55.3点 |
87点 |
23点 |
受験者年代 |
受験者数 |
比率 |
合格者数 |
合格率 |
20代 |
27人 |
26.7% |
3人 |
11.1% |
30代 |
28人 |
27.7% |
6人 |
21.4% |
40代 |
20人 |
19.8% |
4人 |
20.0% |
50代 |
25人 |
24.8% |
7人 |
28% |
60代以上 |
1人 |
0.99% |
0人 |
0% |
- 更新セミナーと更新率
SXF技術者として認定された方は、3年に一度更新セミナーを受講していただく義務があります。これは3年の間に改定された規約や電子納品に関わる新しい環境を理解していただくための学習プログラムです。
更新セミナーは認定者の方のご負担を軽減するため、インターネット経由でWEBブラウザによる自主学習で行われています。
受講期間内であれば時間・場所にかかわらずネット環境とパソコンさえあれば、自宅や仕事場で受講が可能です。
2017年度は、1,023名の方が更新セミナーの受講該当者でしたが、804名の方が受講されました。更新率は78.2%でした。
更新セミナー該当者 |
受講された方 |
更新率 |
1,023名 |
804名 |
78.2% |
- CBT方式による試験の実施
本試験は、CBT試験
*で行われています。
全国47都道府県に試験会場が設置されており、また試験期間も約4か月にわたって自由に会場と日時を予約でき、不合格となっても何度でもチャレンジすることが可能です。
CBT試験=Computer Based Testing
–
コンピュータを使用したテスト方式
- 運用ガイドライン(案)とCALS/ECアクションプログラム
国土交通省は、電子納品運用ガイドライン(案)の[土木工事編][業務編] [測量編]とCAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)を改定し、2009年6月に公開しました。
その後の改定で注目されるのは、事前協議で有資格者の活用の検討を求めることとし、「SXF技術者」が記載されたことです。これは、「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008」の「目標-6
CALS/ECの普及」で謳われている「資格制度の活用」の具体策の一つです。
これらは国として電子納品を推進するためには、まず教育から始めなければならないと再認識した結果だと思われます。
- SXF技術者を発注機関にアピール
今後、電子商取引はじめ電子納品が当たり前のようになる日は近いとOCFは考えております。そのような電子社会を実現すべくOCFは、SXF技術者の存在を官公庁に対して強くアピールし、合格された皆様方がなお一層活躍できる場が
広がるよう努めてまいります。
最後に、本試験に関するご意見・ご要望などありましたら、
事務局までお寄せください。
本会も、これまでの実績に満足することなく、来年度の試験に向けてさらに内容を充実させていく所存です。今後とも、皆様のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
オープンCADフォーマット評議会
SXF技術者検定試験事務局
2018年1月26日