Open CIM Forum

OpenCIMForumの活動


  OpenCIMForumは、CIM(Construction Information Modeling/Management)の推進における技術的な課題に対して、ソフト・ハードベンダー一体となって取り組んでいます。
 官民のBIM/CIMの取組みを支援し、CIMモデルによるスムーズなデータ連携などCIM時代に対応した情報の流通基盤を提供します。


発足と経緯

 国土交通省の提唱するCIMに対して2012年9月よりOCF内にCIM検討WGを設置し、動向の情報収集やCIMを見据えた情報流通のありかたについての検討、既存データ形式による連携の実態調査・検証等の活動をおこなってきました。

 2012年度末からJACICのCIM技術検討会に参画し、そこでの検討内容(今後の技術的課題とロードマップ案)を踏まえ、準備期間を経て、2014年4月、より積極的にCIMを推進するための組織として「OpenCIMForum」を発足させ活動を始めました。

 その後2016年からは国土交通省のCIM導入推進委員会(現:BIM/CIM推進委員会)に加わり、その間ベンダーとして国総研の「LandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)」の実装及び仕様拡張に取組み、また毎年各地でCIMセミナーを開催するなどしてきました。
 必ずしもCADに限らず広くBIM/CIMベンダーの参画を募り、個別ベンダーでは担いきれないBIM/CIM推進の課題に対応しています。


主な活動計画

◆基本方針◆

 OpenCIMForumの活動は、2019年度から一般社団法人OCFのBIM/CIM委員会が担当します。

 2012年に国交省業務でのCIM試行が始まって以来、名称もBIM/CIMへと変化、その後工事への展開、またi-ConstructionにおけるICT施工の推進、TLSやUAV等の新技術の急速な進展等もあり、建設情報の3次元化は目覚ましく普及してきました。

 しかしながら、建設事業全体の生産性を2割向上するという目標においてBIM/CIMが本当に役に立つものと位置づけられるには、3次元化による可視化だけでなく契約図書化に向けた3次元表記や4D(3D+時間軸)、5D(4D+コスト軸)等、まだまだ多くの取組課題があり技術開発も必要となっています。

 引き続き国交省のBIM/CIM推進委員会を主体としたBIM/CIMの検討・推進の場にソフトウェアベンダー代表として積極的に参画し、「J-LandXML」を始め関連する基準・仕様類の策定・拡充を支援します。またBIM/CIMセミナーの開催やWeb等を通じたユーザーへの情報発信に取り組んでいきます。

 現在は委員会傘下に以下のWGを設置して活動しています。

① LandXML仕様策定WG
 ◇目的◇ 国総研「LandXML1.2に準じた3次元設計データ交換標準(案)」(以下、J-LandXMLとする)の交換仕様拡張の検討
 ◇活動内容◇ 1)3次元モデルによる工事数量算出に関連する属性情報の拡張
2)地質・土質区分別地層データの追加
3)施工区分別数量算出根拠データの追加
4)計画サーフェスへの掘削境界面の追加
5)J-LandXML普及活動
6)WEBサイトでのJ-LandXML作成手順書公開
7)データ交換結果公開
8)国土交通省BIM/CIM推進委員会の関連SWGへの参加
② BIM/CIMデータ活用WG
 ◇目的◇ BIM/CIMで活用される3次元モデルデータはIFCあるいはLandXMLを標準フォーマットとして交換する事としているが、その流通はまだまだ多くありません。原因として計画・設計工程で作成された3Dモデルデータを施工工程で活用する際のメリット、あるいは課題等が整理されておらず、活用方法も整理しきれていない事が考えられます。これら課題整理や利活用の具体を検討、公開していく事でBIM/CIMの推進を支援します。
 ◇活動内容◇ 1)IFC及びLandXMLの流通の実態を調査
2)設計段階で作成されたデータを施工フェーズで活用するための具体例を調査・検討
3)3次元モデルデータ活用方法の具体や活用事例を作成し公開


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