SXF技術者検定試験制度について
2017年度で本試験と更新セミナーを終了
SXF技術者検定試験は、トップページの「
終了の経緯と謝辞」に記載したように、2017年度をもって本試験と更新セミナーを終了しました。
ただしSXF技術者検定試験制度自体をとりやめたわけでなく、認定者の方は永久認定として今後も「SXF技術者」として本会が保証いたします。
以下は、本試験と更新セミナーを終了する前の説明内容です。
試験制度の名称
SXF技術者検定試験
試験制度の目的
- 進む電子納品
1997年6月に建設省が提示した「公共事業支援統合情報システム・アクションプログラム」から現在にいたり、
大規模公共事業においては、すでに電子納品がスタートしています。今後、事業規模の大小にかかわらず、電子納品は拡大していきます。
- 求められるSXF技術者
電子納品の開始にともない、現場レベルでは、「電子納品要領(案)」や「CAD製図基準(案)」、
「SXF仕様」に対する知識や情報が不足しているため、正確な電子納品やデータ交換に対応できず、必要とされる運用ノウハウを得るための方策が求められています。
- SXF技術者検定試験の意義
SXF 技術者検定試験は、電子納品に携わる人にとって必要とされる「1. 電子納品全般についての基礎知識」、
「2. 電子納品全般の正しい運用」、「3. 電子納品のためのCAD製図」、「4. OCF検定に関する知識」、「5. CIM・i-Constructionに関する基礎的知識」に関わる全般的な情報をまとめ(リファレンスマニュアル)、必要とされる基礎知識に対する能力を客観的に評価し検定するもので、これをもってSXF標準の普及とSXF技術者の利用能力の向上を図ることを目的とします。
また、合格者は、関連業務で指導的な立場で活動でき、社会的地位を向上させることにもつながります。
試験の分野(出題の範囲)
- 電子納品の運用に関する知識
- CAD製図基準(案)に関する知識
- SXFに関する知識
- 電子納品のためのCAD製図に関する知識
- OCF検定に関する知識
- CIM・i-Constructionに関する基礎的知識
【SXF技術者検定試験に関わる要領・基準】
土木設計業務等の電子納品要領(案)、工事完成図書の電子納品要領(案)、
CAD製図基準(案)、CAD製図基準に関するガイドライン(案)、SXF仕様書、
CIMに関するガイドライン等、i-Constructionに関する基準等
【受験の参考資料】
リファレンスブックを参考にしてください。ここからダウンロードできます。
また、模擬試験も無償でダウンロードできます。
合格基準
7割以上の正解をもって合格とし、「SXF技術者」として認定し、
認定証明書を授与します。
更新セミナー受講義務
SXF技術者として認定された方は、認定後の規約の改変などの最新情報をご理解していただくため、認定後3年を経過した時点で更新セミナーを受講していただきます。
認定者は、この更新セミナーへの参加が義務づけられており、更新セミナーを受講しない場合、認定は失効します。
現在のSXF技術者認定者数
現在、SXF技術者として認定されている方 3,450名 (2017年4月現在)
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