一般社団法人OCF(旧団体名:オープンCADフォーマット評議会)「以下、「OCF」と記す。」は、建設分野を主とした情報サービス産業を営む企業を構成員とし、それに係る事業の基盤整備、最新技術の普及、導入を支援することを通じて、社会システムの高度化に寄与することを目的とした団体です。
本会の活動理念に基づき、会員の相互の理解と協力体制のうえに、活動を展開していきますので、皆様のご支援ご鞭撻を宜しくお願い致します。
OCFは、旧建設省がCALS/ECのアクションプログラムを発表した事を受け、公益的かつ汎用的なCADデータ交換フォーマット仕様を策定し、より多くのCADソフトウェアに実装を推進することを目的に、「社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(以下、「パソ協」と記す。)」内に部会としてスタートしました。
1998年5月、パソ協から独立しCADベンダー13社により「オープンCADフォーマット評議会」が設立されました。
その後、SCADEC(* CADデータ交換標準開発コンソーシアム)により進められることになった「CALS/EC標準フォーマットSXF」の策定に際し、全面的に協力し、2001年9月からSXFファイルの互換を検証するOCF検定(現在の「SXF検定」)の制度化を行い、CADに実装されたSXF入出力の検定を始めました。
さらに2002年9月よりP21ファイルも検定対象に加え、公平で厳密な検定運営に努めてきました。
OCF検定の評価が受発注者の間で高まっているのを受け、組織として一層の責任の明確化を図るため法人化し、2003年6月にCADベンダー40社の参加によって「中間法人オープンCADフォーマット評議会」が設立されました。
2009年1月には中間法人法の廃止にともない、一般社団法人化の手続きが行われ「一般社団法人オープンCADフォーマット評議会」と法人格を変更しました。
その後、2019年6月に正式名称を「一般社団法人OCF」に変更しております。
高度化した社会システムを構築するため、情報技術を活用した電子データの形式を標準化することに寄与し、併せて会員の総合的な発展を図ることを目的とし、次のような事業を営むものとします。